2022年10月31日
カラー診断のプロ、カラーアナリストでも色の判断がつかない場所はいくらでもあります


毎日カラーの専門業務や、カラー診断に従事している、プロのカラーアナリストでも色の判断がつかない場所はいくらでもあります。
それは、普通に物品販売をしてるデパート、ショッピングモール、一般のショップ。
具体的には、販売されている商品は、コスメ、アパレル関連の服全般、各種小物(靴、バッグ、ベルト、アクセサリー)。
また食品にあっては、より鮮度が良いように見せる特殊なランプも使われるケースがほとんどで、野菜や魚、肉の色はかなり演出されているケースもあります(肉や魚、野菜の色を一部強調して見せるランプ)。
つまり、いくら訓練を受けても、色彩についての専門知識があっても、また色彩に関する経験が豊かでも、環境が「色を判断するのに適していない環境や光の下」では、色は正確に判断できないと言うことです。
そのため、イルドクルールでは、極力ショッピングセンターやイベント会場、催事場でのカラー診断は行わず、どうしてもの要請があった時は、「色が正しく見える」演色性Ra99AAAの色評価用照明セッティングを必ず携行します。また、それでも現地で事前に、照度、色温度、演色性の計測は実測で行い、よりよい環境でのカラーサービスを心がけます。

実は、もう一つ、「本来の色が判断できない」ケースがあります。
それはスマホやタブレット、そしてコンピュータ類のモニターです。
個体差、メーカー差で、そのようなデバイスや端末はモニターで表す色は異なり、本来の色がわかりません。
技術的には、複数のモニターの色を物理的に調整し本来の色に近づけることも可能ですが、汎用の一般消費者が手にしているスマホやタブレット、そしてコンピュータ類のモニターの色は、端末の数だけ異なった色があると言っても過言ではありません。

そう言う理由から、イルドクルールでは、オンラインやリモートでのパーソナルカラー診断や色の判定、提案は避けています。それは責任が一切持てないからです。
一方、オンラインやリモートでのパーソナルカラー診断を(本来のカラー診断結果と遠いケースがほとんどですので)受けた方々のケアを行うと同時に、そのような無責任で不誠実なオンラインやリモートでのパーソナルカラー診断をなさる業者には真正面から異論を唱えています。
オンラインやリモートでのパーソナルカラー診断はできませんし、有料でも無料でも行うべきではありません。受ける人のメリットは1%もありません。

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Posted by kazuworks at 15:04│Comments(0)
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