2022年11月06日

福岡市長選ポスターに見るカラーデザインと選挙戦略

福岡市長選202211


福岡市長選挙が始まりました。
福岡市天神の街頭には候補者のポスターも掲示されました。
(11月5日正午の時点でお二人の候補者が掲示、もうお一人の掲示まだです。)

カラーコンサルタントとしては、
候補者の思いやメッセージ、コンセプトが選挙ポスターに込められ表現されるべきと考えて、これまで、国政選挙含む色々なご相談に対応させていただきました。

時々、
「縁起が良いからこの色を使う」
「この色がラッキーカラーなので使う」
「この色を私自身が好きなので使う」
という色の選択理由を耳にすることがありますが、
それでは、往々にして有権者に大事なメッセージが届かないことが多いようです。

かつて、秋の国政選挙で、
(選挙戦がちょうど今と同じ時季の秋でした)
党本部お抱えのカラーリストの助言で、
「秋の風景に調和するから」
と、稲穂のような黄金色でイメージカラーを設定することになり、
当カラーコンサルタントに講演会本部から、
「黄金色では戦えないし、意味がわからない」
とSOSが届いた記憶があります。

さて、私たち福岡市民は、このポスターから候補者のメッセージをしっかり受け取って投票に向かわなければなりません。
  


2022年02月01日

カラーコンサルタント無料相談デスクONLINEご相談いただく内容とは?

イルドクルール福岡天神カラーコンサル無料相談デスクonline

2月になりました。
福岡天神のカラーコンサルタント・イルドクルールの提供する、カラーコンサル無料相談デスクonlineが好評いただいています。


連日九州内外からご利用いただいており、メールでのご相談推奨ですが、お急ぎの場合はもちろんお電話でもご相談を担当デスクが受け付けます。

カラー/色彩のご相談は、初期的な回答で多くのことが解決を見ます。
当然、メールや電話での対応で済むケースは費用が発生しないので安心です。

では、どのようなご相談が福岡天神のカラーコンサルタント・イルドクルールに寄せられ、解決されているかご紹介しましょう。

【企業団体/グループ様からのご相談】
運用中、または新規のWEBサイトの色彩が適正かわからない。
企業のC.Iやブランディングカラーが決まらない。
郊外に屋外サインを設置しているが派手すぎるかもという声が出ている。
ユニバーサルデザインの取り組みができていないと指摘を受けた。
店舗のサインが景観的にマイナスになっていないか心配になってきた。
社屋や店舗の内装が決まらない、迷走している。
店舗の内装やサインが業態に合っていないと言われ困惑している。
企業のユニフォームや色で差別化を図りたい。
商品開発のカラーデザインが決まらない。
プレゼンや提案時の色の説明や裏付けがいつも難しい。
制作現場のモニターの色が信用できない。
プレゼン資料の色彩計画でクレームがついた。
プレゼン時のPCデータとプロジェクターの色が合わない。
インハウスでデザインや制作をして色彩のクオリティが揃わない。
社員研修のテーマが決まらない。
企業研修で色彩教育の教材が選べない。
顧客サービスの講演会の講師が見つからない。
ほか

【個人様からのご相談】
海外から日本に帰ってカラーの仕事がしたいがスキルも情報も無い。
色彩の勉強をしたいが検定試験を勧められ違和感がある。
机上論でない実務的なカラーの勉強をして色彩の仕事をしたい。
色彩の検定試験に受かったが仕事にならない、活かせていない。
リモートワークでいつも顔色が悪いと言われる。
オンライン会議で自分のメイクや装いが映えない。
ヘアーカラーの決め手がない。
ネットで流行のコーディネイトを知っても自分に活かせない、合わない。
自宅のリフォームのカラーコーディネートを相談する人がいない。
自分のファッションのカラーコーディネートがマンネリ化してきた。
婚礼の衣装が決まらない。
部隊や発表会の衣装の色が決まらない。
ユニフォームの色が決まらない。
オーディションを受けるので自分らいしいメイクや装いを知りたい。
カラー診断結果を複数言い渡されどれが本当かわからない。
自己診断でカラー診断をすると毎回結果が異なる。
ヘアーサロンやアパレルショップで見た目でカラー診断されて困る。
婚礼準備でブライダルカウンターでカラー診断を急ぐべきと言われたがわからない。
カラーセラピーを受けたら高額グッズを勧められた。
風水で家を建てようと思うがどの程度効果があるか知りたい。
色彩心理の勉強を希望しているがスピ系のセラピーばかりで心配だ、実情を知りたい。
ほか

ご相談は、色彩/カラーに関することなら何でもご相談に対応させていただきます。
初期的な対応で解決できない場合は、別途解決の最短手順や方法をアドバイスします。

多くは、最寄りの適材適所な専門家紹介、ツール紹介、方法紹介で解決を見ます。
ご相談内容の解決にあっては、イルドクルールのコンサルサービスに誘導するものではありません、ご安心ください。その場で解決できれば一番なのです。
費用発生の場合は、かならずご相談いただいた方のコンセンサスを得た上で、別途経費等を計上し事前にお伝えします、ご安心ください。

モニターキャリブレーション福岡イルドクルール

画像は、事例としてよくある、オフイスのモニターの個体差や劣化の検証画像。
基本色のターゲットがどの程度ズレているかを検証すると、いかにモニターの色管理が大事かよくわかります。

モニターキャリブレーションは必須です

この問題は、制作現場のクリエイターの皆さんだけでなく、今では一般の方の中でYOUTUBE等で動画を発信する方、カラーやファッション情報をSNSで発信する方にも深刻です。
いつのまにか、「あそこのコンテンツは色がおかしい」と、レッテルを貼られることになりかねません。


イルドクルール3.0アイコン202111


▼直近の御注目度が高いカラーのブログ記事
「どのような光でカラー診断をお受けになりましたか?」
「ショッピングモール等でパーソナルカラー診断を一切行わない理由」


カラースクール福岡天神イルドクルール

▶︎イルドクルールのカラースクール最新情報

福岡天神のイルドクルールはじめ
▶︎各地のイルドクルール関連のプロのカラーリスト
カラーサロンをぜひご検討ください。

イルドクルール

WEBsiite https://www.e-sikisai.com/coloranalysis1.html
代表松元昌子 Instagram https://www.instagram.com/shoko_color/?hl=ja
メール color@e-sikisai.com
電 話 092-731-0365
【お急ぎの方はネット予約】
▶︎エキテン/イルドクルール5F予約

▶︎
「景観色彩ファイル」福岡景観色彩研究会ブログ
  


2020年06月10日

色彩採集福岡2020/青梅色

色彩採集福岡2020青梅色イルドクルール
福岡の天気は下り坂とも聞きますが、
夏に向けて、海の中道のサンシャインプールや、
県南大牟田のグリーンランドのプールが今夏お休みという寂しい報道も伝わってきます。
子どもたちにとっては、
2020年の夏はどういう夏になるのでしょう?

個人的には、今年の梅は不作で、また来年の梅を待つことにします。
画像は過年度の梅の画像からカラーサンプリングしました。
実際は、梅のみは葉陰に実りますので、この色よりも青みをおびて見えるかもしれません。

色彩採集イルドクルール福岡


▶︎福岡天神で7月から標準光カラー診断の技術と理論を学べる講座がスタートします




アシストライト福岡カラー診断専用標準光




  


2020年05月03日

色彩採集福岡

色彩採集福岡2020

例年博多どんたくは雨にあいます。
今年は、博多港祭り自体が中止になりましたが、お約束とも言える風と雨。
やはりこの時期は天候は安定しません。
福岡市街地の少しだけ残っていた春の名残、八重桜も夜来の風と雨で散ったことでしょう。

今日の色彩採集は、その桜をサンプリングしたものです。
概念としてはもっと強いピンクを桜の色と人は記憶しています。もう花の時期は過ぎましたが、まだ街に若干八重桜が残っています。桜自体は実際に色を採取してみると、ソメイヨシノなどはほとんど色らしい色が無いことがわかり、多くの花びらの集まった相乗効果で桜の色に見えている可能性があります。今日の桜色は、八重桜の花弁の中心に近い色みのやや強い部分から。

色彩採集福岡八重桜2020


【イルドクルールからのお知らせ】
福岡天神のカラーコンサルタントの、対面での通常のコンサル再開にあっては、
現在5月中旬以降を視野に入れ、すでに4月ご予約いただいていたお客様のリスケジュールに入っていますが、あくまでも仮の再開時期の設定。
状況がどう変わるかわからず、こちらも地域密着型のカラーコンサルとして慎重に進めています。


イルドクルール福岡天神
▶︎メールで問い合わせる color@e-sikisai.com
▶︎電話で問い合わせる 092-731-0365



▶︎無料でオンラインで学べる色彩の勉強会「福岡色彩塾日程決定」


福岡色彩塾オンライン2020b
  


2020年04月18日

福岡色彩最新情報/オンラインでフリーで学べる色彩学

イルドクルール福岡色彩塾2020

緊急事態宣言が福岡含む限られた都市だけでなく、日本全国に波及し色々な意味で戦々恐々ですが、兼ねてからご案内してまいりました、カラーコンサルタントが毎回わかりやすく解説する色彩学や色彩情報/福岡色彩塾。

その九州では福岡と鹿児島で10年以上無料講座として実施してきました福岡色彩塾の拡大版として、オンライン実施を準備中でした。
今回、試行的に、福岡天神のカラースクールにおいでになることなく、
PC/パソコンやスマホ、タブレット等で受講いただけます。

Online+Freeで学べる色彩塾/福岡色彩塾
【第1回】色彩を学ぶ必要性と勉強法/色って何だろう?
A(週末実施)2020年4月25日(土)20時から約60分程度
B(平日実施)2020年4月27日(月)20時から約60分程度

〔福岡色彩塾/初回の概要〕
色彩に関わる現代社会の実情。
〜誰でも自由に色を扱える時代
溢れる色や、色の情報をどう取捨選択するか

〜色彩との上手な付き合い方
色を上手に生かす上で何を知れば良いのか

他、色彩学と大上段からアカデミックな講義をするのではなく、
今の現代社会にどう色彩が関わっているか、
また、我々はどう色と関わっていくことが賢明なのかを緩くお話しますので、
色彩の知識が専門的にない方、色彩初学の方でも奮ってご参加ください。
(後半に質疑応答のフリートークの時間を設けます)

★講師/カラーコンサルタント 長(おさ)和洋/イルドクルール所属コンサル


【第2回】色が合わない/カラーメネジメント基本の基
★日程調整中

【今回の募集】
今回の募集は第一回目の
A(週末実施)2020年4月25日(土)20時から約60分程度
B(平日実施)2020年4月27日(月)20時から約60分程度

になります。
ご希望の方は
イルドクルールのメールアドレス
color@e-sikisai.com
まで、メールで申し込んでください。

【ご参加の方の条件】
受講料は無料/先着各10名様で受け付けますが、
当方からの返信/受付メールで受講確認完了後、zoomアプリ(無料)をインストールしていただく必要があります。
年のため実施前日までにメールにダウンロードURLをリンクしてお送りします。
スマホやタブレットで参加の方は、ご利用環境のアプリセンター(iPhone/Apple系ならAppstore)
から、Zoomのアプリをダウンロードしておいてください。
Zoomを使用にあたっての使用法のサポートはできません。
※スマホやタブレットの使用環境で発生する通信料はご参加者様の環境に依存します、ご了承ください。

主催/カラーコンサルタント/カラースクール/イルドクルール


福岡色彩塾2020
  


2020年04月02日

リモートワークやテレワーク、実はカラーマネジメントが必要です

AdobeRGBプロファイル2020イルドクルール

コロナウイルスの脅威、福岡も北九州も、もちろん、日本全土で緊迫してきました。
むやみに不安になったり怖がる必要はありませんが、今日はリモートワークやテレワークにおける、カラーマネジメントの必要性をポイントだけ解説します。

多くは一般事務であれば大きな問題ではありません。
ただ一般事務でも、画像のやりとりや色に関するものをやりとりする場合は問題があります。

例えば商品発注に関するテレワークの場合、
商品の画像が、ネイビーブルーのシャツなのに、自宅のPC画面では黒にしか見えない。
または、紫が強く感じる、等々では不安で仕事がはかどりません。

他にも、オフイスの出力機やプリンターでなく、自宅のコンシューマモデルのプリンターで資料やデータを印刷して色を確かめた時、違和感のある色や、不明な色になるケースもあります。

そのように、一般的なビジネス上でも画像や色は大事な要素。
カラーマネジメントがしっかり行われていないと、大きなロスになる可能性が高いものです。

【カラーマネジメント最初に取り組んでおくこと】
カラーマネジメント最初に取り組んでおくことは、カラーマネジメント=光のマネージメントと考えてください。

例えば、オフイスの光源を一律に管理する。
規定を設けて、色温度の管理をすることは有効です。
コーナーや部屋によって異なる、部署によって異なるではまずいケースも。
特にクリエイティブな業務の場合は待った無しでしょう。
クリエイティブな業務では演色性も高いものを選んでください。

窓からの採光は均一化が望ましいでしょう、晴と曇りと雨では大違いです。


【PC等の端末のカラーマネジメント】

PC画面等で双方向でやりとりをする場合に、
双方向で同じ色を、同じクオリティの画面を見ることが、テレワークやリモートワークの質を高めます。

もちろん、言葉だけのコミュニケーションや、本人確認ができればそれで良しとする内容なら、
音声やテキストによるコミュニケーションで代用した方がサーバー負荷等を考慮しても賢明でしょう。

ただ、各種デザインはじめクリエイティブワークに携わっている方はちがいます。
また、よくあるネットショップ経営や、商品管理、販売に関わっている方もやはり重要でしょう。

理由は色のやりとりが円滑に行くかいかないかが鍵です。
そのために、カラーマネジメントがあるのです。

では、カラーマネジメントの具体的な方策を(長くなりますので)次回に解説します。




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