カラー@福岡

以前、フレンチの高名な方とお話しをさせていただきました。
その方は料理の腕はもちろんですが、ソースの色彩や盛りつけで一躍有名になられました。
そう、料理やお菓子は、口にする前に目で感激するもの。
心を動かすカラー／色彩が必要なのです。

近年はお菓子を作るパティスリーを目指す方も多くなったと聞きます。
修行は大変ですが、オリジナル色を出したいならカラーをぜひ学ばれて下さい。
すべては、食べていただく方のために。  

NHK文化センター福岡教室（福岡市博多区中洲）
において11月から色彩心理の基礎を学ぶ講座が開講されます。
受講費用もとてもリーズナブル。
入門編ながら、まずご自身を癒す事から楽しみながらカラーセラピーを身につけられます。
場所は福岡市営地下鉄（中洲川端駅）に直結の博多リバレイン11Fととても便利です。
講師はイルドクルール／カラーセラピスト／松本昌子
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_574353.html
  

昨夜はデジハリ福岡校で、カラー＋イメージ講座。
生徒さんが机に何気に並べたカラーカードが、すでにアートしていました。

並べたのはVivid/ビビッドな色のグループ。
このままではアナログ。
デザインソフトに転用できませんので、デジタル化して配色実習やレイアウトにVividな色を次回は使います。  

毎年毎季、日本では「流行色」が話題に上り、当然、街にはその流行色に準じたファッションやグッズがあふれます。

しかし、その流行色を決める世界の機関、インターカラー（日本にあっては流行色協会）への加盟国が全世界で何カ国くらいであるのか意外と知られていません。
今ではずいぶん減少しています（ぜひカラーリストさんは調べて下さいね）。
それだけ、画一的ではない、各国のそれぞれの価値観が尊重されだした証かも知れません。
（もちろん、インターカラーで討議された流行色の候補色は各国委員に降ろされまた再度吟味はされますが）

世界のファッションやアパレルをリードする国の中で、アメリカは非加盟。
故に時に斬新、時に独創的、そしてスタンダードです。

※画像は最新のNorth America/ PANTONE(R)のファッションカラートレンド情報  

今朝の朝日新聞の報道にもありましたが、静岡福岡便／静岡札幌便を飛ばすＦＤＡ（富士ドリームエアーライン・機種／ブラジルのエンブラエル）は機体のカラーをアンケートの結果オレンジに決定。

色んな選択理由があると思いますが、福岡の場合「オレンジ」が選ばれるデータが私たちも数多く取れています。
他に九州各都市のエリアカラー（地域色）のデータも常に新しいデータを収集しています。

画像は同エアラインの１号機。
このオレンジバージョンが就航することになりそうです。  

もう福岡天神も歳末商戦が事実上スタート。
クリスマスケーキも一部で予約が始まったようです。

そして天神地区の商圏を牽引して来たデパートも、地元の岩田屋と三越が一緒になるという形でこの秋リスタート。
来春の九州新幹線全線開業をにらんで、いよいよ競争も激化の模様。

この岩田屋と、三越のイメージカラーの融合は、ちょっと違和感ですが、これも時代です。  

福岡市はマンションの空き率が25％に迫る勢い。確かに空き部屋が目立ちます。

すっかりマスコミで取り上げられ（NHKでもリノベーションが取り上げられています）た、石川のタカラ不動産のアプローチ。

もちろん、多種多様なニーズに対応した内装のリノベーションはわかっていても圧巻です。
特に今時の女子の心の琴線に触れる「お姫様バージョン」はシャンデリアから大理石イメージの床まで徹底して「小悪魔のすみか」を演出。
入居は空き待ちとの聞きます。

リノベーション大流行りですが、やはりキモは多様化した、そして敏感にうつろう個の価値観にフィットしたカラーが出せるかであるようです。
キーワードはやはり、「可愛い」ということでしょうか…

タカラ不動産のサイト
http://www.takara.ac/lifedesign_project/catalog/catalog.html  

先日も宮崎銀行様で知人のカラーセラピストが、行員のイメージアップと、接客における色彩心理についてカラーセミナーを。当方も今月、メーカー様、銀行様、そして今週は病院職員の方々にカラーのセミナーを実施。

「21世紀は光と色の世紀」と早くから言われていましたが、特に近年、皆様のカラー／色彩への認知度、ご理解度が上がって来た気がします。

特にカラーセラピー／色彩心理にあっては、古くは「占い」と混同されたりの歴史もありましたが（もちろん、中にはタロット等にルーツを持つカラーセラピーも現存します）、私たちカラーの専門家の活動は一般に広く理解いただき、心理学や生理学、そして多くの臨床データ上に培われている21世紀的な色彩心理の活用は益々急務であると考えます。

人と人とを円滑につなぐ潤滑油として「カラー／色彩」を使っていただく時代です。
※画像は昨日実施のカラーセミナー（色彩心理）から
★九州全域、ご要請あればどこでもお伺いします。
　ぜひ企業・団体様の研修に「カラー／色彩活用セミナー」をご検討下さい。

イルドクルール
http://www.e-sikisai.com
NPO法人　色ヒトこころ
http://www.colorbank.jp  

サントリーの20年以上をかけて開発した品種／アプローズ（喝采）と言う名の青いバラ。
花言葉の「夢かなう」も洒落ています。

福岡では11月3日から扱いが開始と今朝の報道。
詳細はサントリーのサイトをご覧下さい。
http://www.suntorybluerose.com/  

新しい羽田の国際旅客ターミナルは、目的地への誘導を初々しい黄緑で誘導。
出発に行き着くには、ずっと黄緑のサインをたどっていけば、最短距離で行ける工夫ですね。

黄緑は万国共通の「新しい」「新鮮な」イメージを伝えます。
まさしく新しい国際旅客ターミナルへ誘導するカラーとしては順当な色が選ばれています。

言葉や、色々な障壁をカバーするユニバーサルデザインも加味されているようです。  

プロ野球パリーグCSシリーズ／福岡ソフトバンクHAWKS。
〜連日、赤一色の応援。

確かに赤は交感神経も刺激し、ボルテージも高めてくれますが、プレッシャーに弱いと論評され続けた主力選手には、逆効果だったのかも知れません。
クリーンナップはじめ、期待された打撃がまったく機能していません。

聴いた事も無いようなものすごい声援、そして波のような360°の「赤い波」。
平常心でフィールドに立つのは至難の業です。

今日は泣いても笑っても最終戦。
白い犬、「白土家／ホワイト家」のお父さん犬が急遽来福。
白い救世主となることでしょうか。  

視力は年齢とともに衰退します。
またそれは同時に、緑内障、白内障の方々も年齢とともに増加するのであわせて対策を講じる必要があります。

九州電力によると、20歳を基準にすると、70歳では3.8倍の照明の明るさが必要とも報告されています。
（※（社）照明学会／新時代における照明の調査研究報告書より引用）  

昨日10月15日、福岡市内の大手家電メーカー様にて「カラー研修」を実施させていただきました。
今回は特別にご参加の方々全員のパーソナルカラー診断も実施。
並行して色彩心理についても深めていただき、カラー／色彩を単に外面のトレースに終わらせるのでなく、自己表現やコミュニケーションを円滑化させるために活用いただける一助となるよう企画致しました。

長い時間の研修でしたが、皆様の熱心なご受講の様子に、講師一同も時間いっぱい盛りだくさんの内容を心がけました。

ご参加の皆様、また、ご担当者様、ありがとうございました。

イルドクルール
松元昌子ほか福岡スタッフ一同  

今日もご質問いただきました。
今日の内容は、クライアントのロゴやWEBの色指定について、何で指定するか…でしたが、
印刷前提ならDIC（国内の印刷インク９割程度のシェアです）。
しかし、DICの色をWEBには使うのはトラブルの元。
マンセルも同様、WEBには使えないのが実際です

そして、デジタル講座やイメージ、カラーコンサルタント養成講座では案内していますが、まず自分自身の機器（モニター等）を調整していないと、カラーの提案は難しいのが現実。
特にWindowsマシンは、デフォルトのまま（購入したままの状態）ではホワイトポイント（白色点）の色温度も高く、しかもメーカーごとに表示する色はプロファイルが異なるためまちまちです。
まず、お手持ちのPCの環境を整えてください。
今、そのモニターは正しい色を表示していますか？
適正な照明で検証できていますか？

そして、DIC（現行は19版）やPANTONEの色の物差しを入手してください。
PCCSは色彩検定の勉強等の教育用と割り切るべきです。  

どうも聞くところによると、９人が立候補の福岡市長選挙。
現市長が、先の市長／山崎氏と一騎打ちの前回は「人口島問題」「こども病院問題」と真っ向から吉田氏がカラーを打ち出して戦い勝利をおさめました。

しかし、この一期目の吉田市長は全くと言ってほど公約を守る事無く迷走状態。
すっかり市民や議会の信用も失った様相です。
山崎さんのままでも良かったと言われる始末。
そしてその結果、今回の乱立。

公示も間近に迫って来ましたが、すでに水面下で、そしてTwitterはじめネット上では激しい前哨戦が始まっています。

あとはどれだけ市民にカラーを訴えられるかでしょう。
福岡市民は良き船頭を求めています。  

福岡市中央区大名（紺屋町）のアディダスオリジナルショップ福岡では、期間限定でオリジナルのカラーリングのシューズのオーダーが15日からスタート。

シューズは、スタンスミス、スーパースター、ガゼール等定番のモデルをオリジナルで色を選んでデザインできます。

だれも履いていないカラーリングって、やはり欲しくなります。
お店の場所？
ジョーキュー醤油のすぐ向かいの角です。  

お子様が小さくて、パーソナルカラーにご興味があったり、カラー診断を受けたくても現実受けられないお母様方対象に、出張専門で福岡のカラーリストを編成。
福岡で出張専門でカラー診断を始めます。
また、多くの在九州のカラーリストの賛同も集まったため、福岡、大分、熊本、鹿児島で同様のお母さん／ママ対象の出張カラー診断サービスを始めます。

カラー診断料金も、特に遠隔地以外は5,000円。
簡単なメイク指導や、赤ちゃんにほおずりして大丈夫なオーガニックコスメもお教えします。
お家でカラー診断しますので、ワードローブのカラーの仕分けや、コスメの仕分けもご相談ください。

お申し込み／お問合せは
イルドクルール
電話092-731-0365
メール　japancolorbank@aol.com  

すっかり一般的な言葉になった「仕分け」。
イルドクルールでは、この秋から出張専門のカラーのプロチームを編成。
そのサービスの中に「カラーの仕分け」をラインナップに加えました。

つまり、パーソナルカラー診断を出張で実施の際に、同時にワードローブやお持ちのコスメを、カラーで仕分けして差し上げるサービスです。

パーソナルカラーの出張診断、当面はお忙しいお母様方、ママ達応援企画としてサービスを開始します（カラー診断は5,000円、仕分けはオプションです）。
対象エリアは、福岡、大分、熊本、鹿児島を予定しています。

お問合せは、
イルドクルール
カラー出張専門事務局／電　話 092-731-0365
メール japancolorbank@aol.com
※今月中旬までに、イルドクルールのWEBサイトに出張プロチームの九州各県のスタッフも発表します。  

ある国政選挙でカラーコーディネイターさんと意見が食い違いました。彼女は「選挙が秋に行われるので、周囲の景観と調和して美しい」と、候補の選挙のテーマカラーを（まさしく稲穂の色）山吹色で提案。…とある党のお抱えのカラーコーディネイターさんだったようですが、思わず耳を疑いました。

美しい配色や、調和だけで選挙は戦えません。
ましてや、厳しい選挙戦、周囲の景観にとけ込む事の意義が理解できませんでした。
選挙のポスターも、スタッフジャンパーも、すべて山吹色で準備が進んでいたとのことでしたので、当方は文書で「山吹色」が立候補する候補の個性やコンセプトにいかにマッチしないか、そして、対抗候補に対して何色を使えばコンセプトと個性の差別化が実現するか候補者の事務所に届けました。

結果、山吹色とは別の、候補の方向性にマッチした色で勝負されたようです。
基本的にカラーコンサルタントと、カラーコーディネイターの差異は、こういう小さな所にもあるのかもしれません。
調和やバランスだけでは、クライアントのニーズを満たせないものですね。  

プロ野球、いよいよ日本一を決めるCSシリーズの顔ぶれも決まりました。
福岡のソフトバンクHAWKSは、「カチドキレッド」が地域の商店街やショップにも溢れ、チームカラーの黄色を上回る勢いです。

今回、ユニフォームレプリカに加え、メンズの「今年はやらんといかんばい」トランクスも出回り、いよいよ「赤」の効果に期待が高まります。

一部では、７月に（本来着用する鷹の祭典以前に）着用してボロ負けしたじゃないか…との声もありますが、赤は確かに交感神経を刺激し、アドレナリンを分泌するという報告がなされています。

力が均衡して競り合った時、メンタルに影響を与えるのがカラー／色彩心理。
現代社会においては、単にゲンをかついだり、根拠の見えない占い等に頼ると言うのではなく、21世紀的科学の集積、色彩心理を活用するべきです。

※ただ、人は刺激に慣れてしまう習性があるので、赤いユニフォームを常用すると、当然刺激に慣れてしまい、効果は期待できません。
ここぞと言うポイントで使うべきでしょう。

もっと詳しいスポーツや、企業戦略のための色彩心理の解説はどうぞカラーコンサルタント・イルドクルールの色彩心理のエキスパートへご相談下さい（笑）