2022年09月30日
LEDは色が判定できず危険で強烈光なのでパーソナルカラー診断には使いません

イルドクルールでは、汎用の撮影用LEDは色が判定できず、目や顔の至近距離での使用が目に危険な強烈な光なのでパーソナルカラー診断には使いません。
LED照明を顔の近くや目の至近距離で使う危険性は、インターネット上で情報を探すと簡単にいくつもの情報にいきつきます。
(例えば、いかに光が強烈か、至近距離で見た後の「残像」が消えるまでを計測しましたが、太陽光より残像がかなり長く、実は少し体調不良を起こしました。危険ですから真似はしないでください。)
まず汎用の撮影用LEDは「色がわからない」ということがカラー診断やイメコンには致命的。
対象物の色の再現度の度合いを示す演色性も、イルドクルールではこれ以上ない精度のRa99AAAの非LED色評価用照明を必ず使うのにはそういった理由があります。
また、高演色型をうたう汎用の撮影用LEDは、意外なほど光が安定しません。
まだ、LED自体開発途上の照明、その証拠に「色評価用AAA」の規格のLED照明は存在しません。
他にも、多くのカラー診断の現場で誤って使われるLED照明は、明るさをマックスの状態で使っています。
なぜ、マックスの状態で使うかというと、LEDの光は直進するので、既存の照明のように周囲まで照らすことがなくスペース全体が暗くなるので、いきおい使用者はパワーをマックスにします。
すると、カラー診断には「照度が高すぎて色が飛ぶ」現象が起き、正確な判断ができにくくなります。
つまり、元々光がカラー診断できるクオリティにない上に、照度を誤って設定。
これでは、ますますカラー診断は難しくなります。
最後に、色の判定には大事な色温度の問題。
実際使用している現場に赴くと、薄く青く見える光や、紫や緑がかって見える光をLEDが放っているケースが多いものです。
全てではありませんが、色温度の設定ができない粗悪な照明や、かなりアバウトな照明、また、カラーリストが「暗いから」と誤った色温度設定を行っていたり、室内の他のLEDと光が干渉し、予測できない光の屈折が起き、紫や緑みを帯びた光になる結果になっています。

以上、まだ解決できていないカラー診断へのLED導入。
そもそも、多くの使用されているLEDが画像のような撮影用のLEDなら、それを誤って使うパーソナルカラー診断やイメコンの現場のクオリティが期待できない、仕方ないと諦めがつきます。
撮影用の照明は明るさを確保するもの、人の瞳の中にハイライトを入れるもの、被写体の影を無くすもの、と、カラー診断とは全く異なった用途のために開発されたものだからです。
何かの間違いや勘違いで、「軽いから」「バッテリーで使えるから」「持ち運べるから」と、一部のカラーリストの都合で選ばれたのなら、カラー診断を受ける方々にはデメリットばかりで大問題です。
ここにきて、カラーリストの色と光に対しての専門知識や造詣の度合いが特に問題視されそうです。
今朝のテレ朝の報道番組で、おとなり中国でライバーと呼ばれる女性たちが路上で使うYOUTUBEやTiktok用のリングライトが、まさそくそのLEDだったようです。
▶︎過去動画/TBS NEWS DIG
(今はもっと過激だそうです)
残念ながら、動画配信に特化したLEDライトでは、正確なカラー診断を受けたいというニーズは満たしてくれません。
Posted by kazuworks at 09:05│Comments(0)
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