2010年09月05日
DICカラーガイド/適材適所な色見本の使用
DICが供給する、印刷業会のための色見本です。
ですので、見本を手に取っていただければご理解できいただけます様に、各指定インクの調合比が表記されています(現在19版、古い見本は所持していてもあまり意味はありませんので随時買い替えが必要です。ただ、古い見本も手元に残しておきましょう)。
時々建築の内外装や、看板やサインの色、果てはWEBの色指定に使う向きもありますが、それぞれの業界で標準の色の物差しが無いから使っているだけで、本来の使い方ではありません。
カラーリストやカラーのコンサルタントは、これでグラフィックデザインや名刺、パンフの色指定を行います(日本国内の印刷業に限ります)。
また、今どきのオンデマンド印刷(CMYKの枚葉印刷/およびオフセット輪転機等ではなくゼロックスのドキュテック等)で印刷する限りは、DICに固執する必要は無いでしょう。
オンデマンド印刷はDICのインクを使う訳ではないからです。
オフセット印刷のカラープランニングは依頼をかける業者との事前の使用機材、使用インク、使用紙等の綿密な打ち合わせが必要です。
福岡では地元の印刷会社/福博綜合印刷や全国的に著名な凸版印刷、DSP(大日本印刷)が多くの印刷物に対応しています。
Posted by kazuworks at 11:31│Comments(0)
│カラー
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