2023年05月16日
色彩採集／春から初夏
カラーコンサルタントとして色彩採集に取り組んでいます
今日は記事を一休みして、普段のカラーコンサルとしての取り組みをアップします。
世の中には、日本の伝統色や、世界の伝統色、一般的な慣用色を、延々と色名といっしょにSNSにアップする方もいらっしゃいますが、私は過去のレガシーをレガシーとして価値は認めますが、今とこれからに目を向けています。
身の回りの日常の、いろいろな事象や、自然界の色彩を数日に一回サンプリングしています。
例えば、去年サンプリングして、少し納得がいっていなければ、今年もう一度トライ。
また、自然界の色彩は実に変化があり、毎年同じ時期にサンプリングしても色は変わります。
色彩は生ものなのです。
機材的には、色がストレートに記録されるCanonのカメラとレンズを主に使います。
イメージセンサーの時代になっても（さすがにフイルムの特性は無関係になりましたが）、レンズの特性や、カメラごとの色のくせはあり、それは個性になっています。
Canonのカメラ群が報道写真に採用されるのは、一つは色彩がニュートラルであったり、人の目視に近いからだと考えています。
例えば、大相撲の画像や、インタビューの画像、ほとんど丸裸の力士の身体などの色が、変に緑みを帯びたり、青みを帯びたら、後編集が大変なのです。
もちろん、カメラやレンズのくせや特性はそのまま個性なので一切否定はしません。
Canonがニュートラルであると言いたいのです。
当然、カラーコンサルタント、カラージャーナリストとしても、
欲しい画像は、美しく盛った色彩や、過剰に明るい画像ではなく、人の目視に近い色彩なのです。
今日は、直近のサンプリングをアップしてみます。
色彩は春、そして初夏へと向かっています。
私のインスタグラムに、延々と数年分履歴がで残っていますので、関心のある方はごらんください。
Posted by kazuworks at 09:31│Comments(0)
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