2010年参院選、定まらないカラー

kazuworks

2010年07月07日 08:40

すっかり、サッカーワールドカップや大相撲の不祥事に話題をさらわれた感のある、2010年参院選。国政に関わる選挙でありながら実に寂しい思いです。

ただ、各政党、選挙のポスターや選挙カー、テレビCMと言ったものに採用されるカラーに「ぶれ」が出ているのも一つは原因があるのかもしれません。

ある党は、選挙前は赤紫を前面に出して、女性票に訴えかけているかに見えましたが、選挙戦が始まるとライトブルーで「清潔感」を全面に出して来られました。
また、ある党はこれまで与党であった関係もあって、安定感のある黒や切れがあり安定感のあるブルーを多用して来られましたが、今回はテレビCMも街頭のポスターも緑を全面に出されています。緑は一見、優しい色にもとれますが、コンセプトの伝わりにくい「中間」の色です。
写真でなく、党首を緑のシルエットでデザインしたポスターや、腕に付けた緑のリングなどは、なんとも理解が難しいものに写るでしょう。

まだ、赤やオレンジを変わらず使う政党の方が、一貫性が感じられ、「ぶれ」を感じません。
色んなアドバイスも受けられるのでしょうが、擦り込まれた色を変更するには周到な用意が必要で、同時に時間も長いスパンで考えた方が良いでしょう。

短期決戦で二転三転すると有権者は迷いますね。

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