コスメ迷子、メイク迷子、一生知らない他人の情報に振り回されないために

kazuworks

2025年01月28日 19:01





福岡天神のカラーコンサルタント・イルドクルールの、おしゃれやファッション、パーソナルカラーやカラーコーディトの情報です。

もう少し、使い古されて古くさくなってしまった、

「コスメ選び迷子」、

「メイク迷子」、

「ファッション迷子」、

という迷子シリーズ、あまり嬉しくない呼び名です。

メイクやコスメ選び、ファッションでお困りの方をまるで子ども扱いするような呼び名です。
ただ、そうやって困っておいでの方の方が世間一般を考えた場合に大多数でしょう。

今日はカラーコンサルタントが、順を追って、そうならないためのヒントをお伝えしていきます。

まず、今日は、「コスメ選び迷子」からの脱却のためのヒント集。

コスメに関しても、インターネットを経由して色々な情報が溢れています。
その情報は、

コスメメーカーからの責任あるきちんとした情報だったり、

誰も知らない、1ネットユーザー、しかも匿名さんやニックネームだったり、

中にはメーカーとタイアップしたインフルエンサー(実はこれもピンキリ)だったり、

本当に色々で内容もかなり温度差があります。

さて、ここで大きな問題点があります。

消費者である、一女性はどの情報を当てにして良いのかわかりません。
ましてや膨大な溢れる情報はしっかり見極めることもできません。

そんな中で、ネット上で、

「イエベ/スプリングの人には最高のリップがコレ!」

みたいに、どなたかがアップしたら、

知らない人の主観であっても、それを見た人が、自己診断や簡易的なカラー診断でたまたまスプリングの答をもらった人なら、

「イエベ/スプリングの人には最高のリップがコレ!」

と言われたら心が動きます。

そこで、もう一つ問題点があります。

もしそのコスメが、メーカーがきちんとした検証をしてスプリングタイプ仕様で作ったコスメなら、
また、ネット情報を見た人が、プロの正規のパーソナルカラー診断を
「メイクをちゃんと落として」受けてのスプリングタイプの人なら、という限定付きで、

まだ、活用の可能性はあります。

もし、SNSの発信者が、現物のコスメを実際に手元で見た上での発言ではない。

もし、カタログやメーカの商品一覧をスマホやPCで見ただけの印象で言っている。

ということなら、ある意味かなり根拠の無い、

「イエベ/スプリングの人には最高のリップがコレ!」

になってしまうのです。


事実、商品を最初からパーソナルカラー別にラインナップを揃えてカテゴライズしてコスメを製造販売することは、販売的にあまり良い結果と成績をもたらさないので、多くのコスメメーカーはそのようなことはしません。

当然と言えば当然です。

販売上、パーソナルカラー別に商品をラインナップすることは、確実に「売れない商品」を最初から作ることになるからです。

一部の人には売れても、不特定多数の人には売れない、「たまたま」や「衝動買い」も減ると販売戦略では困るのです。

加えて、もう一つ問題点があります。

インフルエンサーであれ、普通のネットユーザーであれ、パーソナルカラーの専門家でないと、コスメ一個であっても、そのコスメの色がパーソナルカラー的にどのシーズンの色か、ちゃんと判別するには訓練も商品知識も必要です。

そのような方の発言かどうか、ということです。

かなり面倒なこと書きましたが、いくつかの問題点やピントをクリアしていない、どこのだれか、会ったことも見たことも、もちろんお名前もわからない、普段何をなさっているかわからない人の、

「イエベ/スプリングの人には最高のリップがコレ!」

〜を、当の「自分自身がスプリングと思っている人」のそのカラー診断自体、ちゃんとした判定かどうかわからずに飛びついて、良い結果や選択ができるのはかなりレアでしょう。

今日は

「コスメ選び迷子、メイク迷子、ファッション迷子から卒業するための最短最速の方法」
と掲げています。

「コスメ選び迷子から卒業するための最短最速の方法」

としての順番があります。


(1)まず、ご自身のパーソナリティを知ること

〜方法としては、正規のプロのパーソナルカラー診断を、メイクを取ってきちんと時間をかけて丁寧に実施してもらうことです。

15分や20分のカラー診断はあり得ません。
大事なことですので、ちゃんと慎重な診断をなさるところを探してください。

また、メオクオフ備品を揃えたくない、出費がしたくない、とメイクオフ用品やスキンケア用品はじめ、メイク用品を置いてさえもいないカラー診断業者が増えました。

また、メイクオフに時間と手間をかけたくない、お客様の回転率をあげたい、と、狡猾に「メイクしたままでカラー診断は大丈夫です」「私はプロのカラーリストなのでメイクしたままの人でもパーソナルカラーはわかります」という人まで事実現れて混乱を生んでいます。

ぜひ、きちんとした正規のプロのパーソナルカラー診断を受けて、そのアフタフォローとしてのコンサルの中で、手持ちのコスメをパーソナルカラー的に判定してもらったり、新製品でもカタログやネットの画像ではなく極力現物を見てもらって、パーソナルカラー的にピッタリの色かアドバイスを受けてください。

もちろん、毎回毎回コスメコーナーやコスメショップにカラー診断担当者を同行願うのは費用もかかり非現実的です。

プロのカラーアナリストさんやカラーリストさんなら、パーソナルカラーにフィットする方向性の色をカラーチャートで教えてくれます。コスメメーカーも星の数ほどあります、コスメも明日に無くなって廃番で手に入らなくなることも。

ピンポイントで「どこのどの色の●番のコスメ」、ではなく、色の傾向を教えてもらえば、そしてその資料をちゃんともらえたり販売してもらえれば、次から自分で売り場に出向いて「主体的に」選ぶことができます。

しかも、どのメーカーでもOK。コスメ選びにメーカーやブランドの垣根、つまりボーダーが無くなるのでかなりショッピングは自由に楽しくなります。

そうなれば、

「ネット上の推しの言うなり」

「流行情報や知らない人の口コミに影響されて右に左に右往左往」

から解放されて、本当のコスメの色選びを楽しむことができるのです。


長くなりましたが、要点はいたってシンプルです。

一生右往左往するか、自分で選んで、毎日メイクを楽しむか。

主体的にのびのび生きるのがパーソナルカラーの本当の意義であって、「似合う色探し」がパーソナルカラーではないのです。

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