イルドクルールはオンラインカラー診断やリモートカラー診断はいたしません

kazuworks

2022年05月27日 10:46

コロナ蔓延対策としてのマスクの論議が再びなされています。
概ね屋外でのマスクの扱いが変わるようです。

さて、コロナ蔓延の中、対面での人との接触制限が強められ、一部でパーソナルカラー診断をリモートやオンライン、場合によってはスマホ等で撮った画像で行う、なんとも危うい手法が一気に日本中に広がりました。

おそらく、コロナでカラー診断できない部分の穴埋めとして、急場凌ぎの発想だったのではと感じます。
少なくとも、キャリアのある著名なカラーリストはそのような安易なカラー診断手法はあまりにも根拠がなく信用を失うだけですのでほとんど導入しなかったのが現実です。

では、どのような方がそのような簡易なカラー診断を導入なさったのでしょう。
逆に実績も多くなく、知名度もまだこれからの人たちにとっては、追い風だったようです。
しかし、簡易オンラインカラー診断はパソコンやI.T(インフォメーションテクノロジー)に詳しくない、ということの裏返しで、その特性や問題点を熟知していればまず常識的に行えないということでもあります。
2022年の今をもってしても、一般的なパソコンやスマホ、タブレット、撮影データでのパーソナルカラー診断や色の判定は事実上行えません。



今日の参照画像は、カラーコンサルタント・イルドクルールの検証用の2台のモニター、一台はApple/レティーナディスプレイ、一台は国内メーカーWindowsPCモニター。
両方とも工場出荷のままでは色に差がありすぎますので、物理的ターゲットに2つのモニターが一緒になるべくソフト的に調整した結果です。
ソフト的に追い込んでも、メーカーや機器のプロファイル、モニターの個体差、視野角の差、数え切れないほどの理由で、画面を色温度6500kにセットしてもこのちがい(現状WindowsPCはデフォルトでは色温度のセットや調整もできません)。
MacとWindowsPC、100%は今の時代も全く同じには表示できないのです。
また、ネットを使うならブラウザも色彩に関わり、ソフト単位でも色の表示は異なります。
当然画像を見ている双方の環境光や照明でも色はかなり異なります。

めんどうなことを言うようですが、結論として、オンラインやリモートのパーソナルカラー診断はできないことなのです。
イルドクルールでは、大事なお客様のためにそのような粗悪なカラー診断サービスは致しません。
古い言葉ですが、
「百害あって一利無し」
そのものであることを、これからも提唱してまいります。






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