カラー診断/昼白色ランプでダメなの?

kazuworks

2008年12月25日 15:23

パーソナルカラーをジャッジする診断用の照明の是非で、依然として多くのご質問をいただいている。
おそらく、福岡だけでなく、ほとんどのカラーリストが「照明」について不安を持っていたり、良く熟知していなかったと言う事かも知れない。

昨日いただいたカラーリストさんの質問で「シーリングライトの照明を使っているが、大丈夫ですか?」
との質問。
聞いてみると、昼白色の蛍光ランプ。
一般的には6000k(ケルビンを少し上回る数値である事が予想される)。
ただ、これは使用時間に比例して色温度も変化し、どのくらい使用されているのかわからない。
モノによっては蛍光ランプが若干黄変するものもある。
もちろん、シーリングライトはカバーをかけてあるので、平均で色温度が200k前後落ちると計測されている。
答えはもちろん、一般的な家庭用のシーリングライトなら「不適」である。

加えて注意だが、メーカー名は出せないが三波型(短中長/波長にピークを設けたランプ)の蛍光ランプであるが、特定メーカーにあっては緑(中波長)がやや出過ぎ、カラー診断の時、受診者の顔や肌がやや緑がかぶる傾向があるので、当方はそのメーカーのランプは使用を勧めていない。

上記のような理由から、やはり照明は色評価できる専用の照明が必要になって来ると再度言わざるを得ない。
正確な色温度で照らす照明が無いのなら、やはり北向きの外光を間接光として取り入れ、12時はさんで3時間程度が限界ではなかろうか。
夜は目が照明下、目が順応してしまうため一般的な照明であればまずカラー診断はするべきではない。
これはどんなカラー診断であっても基本中の基本ではないだろうか。

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