夕方のカラー診断がNGな理由

kazuworks

2008年11月15日 00:47

一日のうち、太陽光はめまぐるしく変化する。
これが、カメラでの写真撮影や、建築等での色の吟味、またパーソナルカラー診断などの色評価に大きな影響を与える。

具体的には、標準とされる太陽光はおおむね日の出から3時間後〜日没の3時間前の間の時間帯。
南向きでなく、北向きの直接光でない間接光と憶えていただけば良いだろう。

撮影した写真の顔色が黄色っぽかったりは、往々にしてこの撮影の時間帯の光の色によるもの。
肉眼(ヒトの視覚)は環境の光に順応するので、普段の顔色に、肌色に見えるが、カメラはそこまでアジャストできる能力は無いので客観的に色を記録してしまう。

だから、パーソナルカラー診断も夕刻に近い時間帯は本来はNGなのだ。
黄みを帯びた外光をカーテン等で遮断すれば、当然室内の照明への依存度が高くなり、正確な色の見え方を保証する専用の照明下でなければ大事な色は見失ってしまう危険に満ちる。

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