ホテルの照明/色温度

kazuworks

2008年09月29日 09:55

※少し長いですがカラー診断にまつわる重要な事例です。

連日、会議〜フォーラムと、たまたまホテルの会場が続いた。

福岡市内のホテルで行われた講演会のこと。
会場は普段、婚礼の披露宴にも使われるボールルーム。

しかし、会場に入って一瞬驚いた。
私のパソコンのモニターの画面が青一色。
(壊れたかと真剣に思ったほど)

つまり専門の用語で言う「色温度」が高いので、光が青みを帯びており、目に映る物が青みを帯びていると言う事。

これはかなり深刻で、普段の宴等で提供されている料理も「寒々と」見えている可能性は高い。
刺身は鮮度が低く、ステーキは「まずそうに」…

色彩設計とともに、照明の設計もしっかり取り組まないと、リピータこそが命。
これは一般の飲食業にも通じる。

あなたのいらっしゃるお店は「美味しそうに」見えていますか?
基本は太陽光。

このことからも、夜間や100%人工光のもとでのパーソナルカラー診断が無理がある事がご理解いただけるはず。
「プロだから大丈夫でしょう。」
そう言われる。
いえ、無理です。

当方は夜間や、今回のような外光の入らない、人工光のもとではカラー診断はしません。
すべては被験者/クライアントさんのためです。

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