2011年12月25日
コストパフォーマンスの優れたカラーツール
福岡のイルドクルールがおすすめするカラーツール中、特にコストパフォーマンスの優れたDatacolor社 Spyder(R)シリーズがあります。
画像向かって左のモニターキャリブレーション用のエントリーモデルは、最新のセンサーでApple/iPadもキャリブレーションしてくれます(利用ソフト制限あり)。
しかし特筆すべきは右側のSpyder CUBE。
RAWモードでの写真撮影のクオリティの管理のためのツールですが、6,000円台の価格が結構新鮮な驚き。
もちろん、商品撮影が多いカメラマンにはうってつけの管理ツールですが、意外な使い方で話題を呼んでいます。
その意外な使い方とは、設計/建築関連の方々からのフィードバックですが、施工例としての内外装の写真をデータベースにする場合、季節や時刻、方向、天候、等の条件で、もちろんカメラの設定のばらつきで既存の画像データベースは、一枚一枚色が異なっていました。
そこで、このSpyderCUBEを用いて撮影する事により、撮影画像を標準化できるので比較の対象になるデータベースを作れる様になる、と言う報告です。
おそらく、これは「色の写り方の異なり」でよくトラブル、中古車販売の雑誌やWEBの画像撮影にも威力を発揮しそうです。
詳しくはイルドクルールにお問合せ下さい。
イルドクルール
http://www.e-sikisai.com
(お取り寄せは3営業日程度で可能です)
電話092-731-0365
japancolorbank@aol.com
Spyder3Express 11,000円(税込み)
Spyder3センサーを使用したモニタキャリブレーションシステムでデジタルフォトグラファーが必要とするモニタ固有のRGBバランスを調えニュートラルグレーを安定表示させるシステムです。
SpyderCUBE 6,300円(税込み)
撮影時に写し込み、RAW現像の後処理でホワイトバランスを調え、露出、ブライトネス、シャドーを調整、SpyderCubeはユニークな立体構造のデジタルカメラマン必須のリファレンスグレイキューブです。
Posted by kazuworks at 11:51│Comments(0)
│カラー
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