2010年11月12日
2010福岡市長選挙ポスター
街頭にたくさんのこの「赤+白+黒」の2010年福岡市長選挙の啓蒙ポスターを見かけます。
しかし、どうしても私たちカラーの専門家でなくてもイメージ的に「クリーン」なイメージをポスターの色から受けません。
確かに、今回の選管の啓蒙運動広報費、6,000万円ほどで外部に委託とも報道されましたが、しっかり職員の方々の「人力」でやっていただいた方が、よほど浸透したような気がします。
現職の福岡市長の方針なのでしょうか、それとも福岡市の体質なのでしょうか?
このポスターにあっては、どうも「ダーティ」なイメージを受けます。
特に下部の黒いベタ部分に赤い文字で「選挙に行こう」と言うコピーが、若い層だけをターゲットにしながら実に読みにくい(高齢や弱視、また色覚にハンディのある方には読み辛い)配色。
まず、黒に赤いの配色自体、若者言葉で言う「やばい」に近いちょいワルなイメージも受けます。これは選挙啓蒙のイメージには受け取れません。
あと、テイスト的にはギャンブル系の臭いもします。
今回、立候補された一候補がリタイアされましたが、今日の報道では「政治的圧力に屈した」ともコメントがありました。
ますます、市民はダーティなイメージを受けるばかりです。
皆様の目にはいかがでしょう?
Posted by kazuworks at 13:55│Comments(0)
│カラー
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