2020年12月11日
プロのカラーリストと著作権や肖像権について(3)
イルドクルールのカラー診断やカラーコンサルの中では、みだりにお客様の写真を撮ることは100%ありません。
あるとすれば、下記のリンクのブログの内容のようにご要望いただいた時に限定されます。
今日の画像はその関連画像で、モデルはイルドクルール5の森永美希を起用しています。
撮影は井手大基です。
(現在イルドクルール5/cinqにおいては▶︎ベストカラーフォトの撮影サービスは承っておりますが、あくまでもお客様のプライバシーの扱いには慎重で、間違ってもネットにお客様の画像を上げることはありません。)
つまり、
「お客様ご自身の確認用に、検証用に画像を撮ることはあります。」
しかし、
「カラー診断の様子の記録」
と称してカラーリストの都合で、大事なお客様の画像を撮る理由や必要は一切無いのです。
しかし、ごく一部ですがカラーリストによる、お客様のカラー診断画像のアップは途絶えることなく行われています。
それは、理由としては広報としてアップしているにすぎません。
大事なお客様のプライバーを使って、自分のカラーサロンの広報を行う、
しかも(たぶん)ノーギャラで。
中には
「ブログやSNSにお顔の掲載許可いただきました、ありがとうございます!」
と、断り書きを付するケースも。
しかし、そこで、
「ネットに素顔やBefore&Afterを晒すことは、
世界中にネットに素顔やBefore&Afterを晒すことになり、
よほどのプロテクトをかけなければ、これも世界中の人から盗用や転載される可能性があります。」
と、きちんと説明はなされているでしょうか?
カラーリストのブログやSNSならごく一部の人しか見ることはないだろうから、大丈夫。
それは全くの誤解です。
事実上、ネットに上げられた画像は地球上のネット上、
全くボーダーがない世界に公表されたも同然。
盗用や転載された素顔やBefore&Afterの画像や、素顔の画像は、
どこで誰がどう使うかは予測さえできません。
そのことを、カラーリストがちゃんと理解して説明して承諾しているケースは皆無であると考えます。
中には、このサンプルのようにお客様の大事なお顔にハートマークや星のマーク、
犯罪者のようにスミを入れたりするケースもありますが、
そこまでして、広報に利用する意味さえわかりませんし、
もし、カラー診断の効果や効用を説明したいなら、
ちゃんと正規のモデルさんを使って説明を行うべきでしょうし、安易としか言いようがありません。
大事なことですのでもう一度。
「ネットに素顔やBefore&Afterを晒すことは、
世界中のネット上に素顔やBefore&Afterを晒すことになり、
よほどのプロテクトをかけなければ、これも世界中の人から盗用や転載される可能性があります。」
このタイミングで、
ごく一部のデリカシーのないカラーリストの皆さんに、良識ある行動を願いたいとともに、
再度、カラー診断の画像をカラーリストの都合で撮らせることは極めて危険であることを申し上げる次第です。
Posted by kazuworks at 17:42│Comments(0)
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