カラー@福岡

パーソナルカラーのミスジャッジ、意外と原因は色と光の基本的な所かもしれません



福岡で
「パーソナルカラー診断で複数の結果を言われた」
とはよく聞く話です。
パーソナルカラーの基本からしても、それはあってはならないこと。
では、どうしてそうなるのでしょう？

パーソナルカラーの理論と基本通りにカラー診断を行って、そうそう結果が異なるはずがありません。

そんな中で、
「私のパーソナルカラー診断は、室内の照明を消して窓からの外光のみで行います」
と言うカラー診断を行うカラーリストさんが事実おいでです。

でもカラーの現場の本音から言わせていただくと、
そんな乱暴な色と光の基本や理論を無視したカラー診断は、今日からやめるべきだとあえて言わせていただきます。

何かの勘違いか、解釈ちがいか、色彩の研鑽が浅いか、または自己流か、不勉強が原因かもしれません。

たまたま昨日大学で色彩学関連の講義を行いましたが、学生さんでも知っている常識中の常識です。
正しい色を見ようと思うなら、正しい色を判定や吟味しようと言うなら、移ろう太陽光を参照すべきではありません。

平気でまちまちな方角からの(外光)太陽光を参照にしながら、カラー診断を行えば、当然結果もまちまちでしょう。

もし、外光を参照するのなら、晴天の北の窓からの正午前後の間接光です。
※あくまでも「晴天」、半端に晴れていて、時折曇るような天候ではNGです。
言ってしまえば、雲一つない晴天が必要条件なのです。
この北の窓からの理由がわからないカラーリストさんは、専門的に教育を受けていないカラーリストさんと言う事でしょう。
当然、画像のような曇天や雨天時の外光は参照に値しません。

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