カラーの勉強と石川選手の使うスピードラーニングの共通点

kazuworks

2013年07月19日 11:17

今週は福岡で若いクリエイターの方々へのデジタルカラーのレクチャーが続きます。



さて、いつも話題になる「カラーの勉強法」。
それはアカデミックな理論の習得だけでは事はなし得ません。

実際、色彩の検定を持っているからと言って、カラーデザインの仕事ができる…とならない事でご理解いただけるでしょう。

理論や知識と、カラーの実務は、一見近い所にあるようで一番対局に在るものかもしれません。

特に、仕事に効くカラーを学んだり、身につけたければ、…
色彩の基礎理論を一度とレースする事は必要ですが、加えて沢山のトライ&エラーをすることです。
机上論ではカラーデザインはできません。

ゴルフの石川選手が、英会話のスピードラーニングに頻繁にCM露出しますが、
英会話も和英辞書と首っ引きで、文法にがんじがらめになっても、実際の海外の方々と満足にコミュニケーション一つできません。

料理で考えて下さい。
調理学校で教えてくれるノウハウで、料理店として開業は無理です。
調理学校で学ぶのは誰でも知っている調理の基礎。

あまたのお客様に来ていただいて、喜んでいただける料理店が出したいなら…
どこか腕のある評判の料理人の店に修行に行く筈です。

カラーデザインは、専門職。
つまり職人なのです。

※画像は昨夜レクチャーで少しお見せした、照明チェッカー。
適正でない精度の悪い光は、これで一目瞭然です。

関連記事